起立性調節障害(OD)は思春期に起こりやすい自律神経機能失調の一つです。立ちくらみ、ふらつき、頭痛、倦怠感、動悸などの症状があり、特に午前中が調子悪く、夜には元気になることが多く、朝が起きられないため学校に行けなくなることがあります。
発症時期が第二次性徴期とも重なり、体の様々な変化が起こり自律神経系のバランスがくずれるために起こると考えられています。
小学校高学年から中学生に多く、高校卒業の頃には軽くなることが多いですが、成人になっても症状が残る場合もあります。
当薬局の漢方相談では、
などの漢方薬を用いますが、それぞれに薬方はいくつかあります。
糸練功で五志の憂と呼ばれる自律神経系に係る経気の異常や脳血流の循環に係る経気の異常を探り、臓腑経絡、虚実、気血水等を踏まえて選薬します。いくつかの要因が重なっている場合もあり、必要な漢方薬の種類と必要な服用期間を左右します。漢方薬の働きで自律神経のバランスが整うことにより症状の改善に結びつくことが多く、是非お試し頂きたいと思います。